Q&A よくある質問

相続人(誰と話をしなければならないでしょうか?)

外国人の相続(5) 在日韓国人の相続(5)債権者として請求したい場合

私は,在日韓国人の方(Aさん)にお金を貸していましたが,返してもらえないままその方が亡くなりました。
相続人に対して請求しようと考えていますが,どのようにすればよいでしょうか。

 
まず,Aさんの相続人を調べる必要があります。
 
あなたがAさんの相続人(妻子など)を知っていれば,まずはその方に請求してみてください。
 
しかし,裁判を起こすとなると,非常に難しい問題があります。
 
今のところ,あなたが日本人である場合,韓国の役所は,あなたにAさんの家族関係事項証明書(戸籍に当たるもの)を発行してくれません。
 
外国人登録原票を取り寄せたりして調べることになるでしょうが,弁護士に依頼する必要があります。
 

外国人の相続(4) 在日韓国人の相続(4)家族関係事項証明書

韓国籍の父が亡くなり,遺産分割調停を起こそうと考えています。
どのような書類が必要でしょうか。

 
まず,相続関係を証明する書類として,家族関係事項証明書を本国から取り寄せる必要があります。
相続人全員が確定できるだけの資料が必要です。
 
また,相続人全員の住民票が必要になります。
 
これ以外は日本人と同様,遺産の内容を証明する書類を用意して,遺産目録を作成した上で,調停を申し立てます。
 

外国人の相続(3) 在日韓国人の相続(3)管轄

私は,韓国籍の父が亡くなり,兄と遺産分割で揉めています。
日本の裁判所で手続ができますか。
韓国の裁判所に行く必要があるのでしょうか。

 
遺産分割調停を日本の裁判所に申し立てることができるのは,以下のどちらかの場合とされています。
(1)お父様が,死亡当時日本国内に住所があった(生活の本拠としていた)場合
(2)お父様の相続財産が日本国内にある場合
 
 
もっとも,韓国にも遺産が存在する場合に,日本で成立した遺産分割調停や審判が承認・執行されるかという問題はあるので,注意が必要です。
 
 

外国人の相続(2) 在日韓国人の相続(2)

私は在日韓国人です。父(韓国籍)が亡くなりました。母は存命です。
私は一人っ子ですが,誰が相続人となりますか。

 
お母様,あなたが相続人になります。ただし,その相続分は平等ではなく,母60%,あなた40%となります。
 
 
韓国の法律が適用されますが,日本の法律と共通点も多いです。
 
配偶者と子がいる場合,どちらも相続人となります。これは日本と同じです。
 
しかし,相続分は,韓国民法では,同じ順位の相続人は原則平等ですが,配偶者だけ5割増しとなります。
 
ですので,お母様は,あなたの1.5倍の相続分があることになります。
 
 
もし,子どもが2人の場合には,相続分の割合は 母:子:子=3:2:2 となります。
 
 

外国人の相続(1) 在日韓国人の相続(1)

私は,帰化して日本人になりましたが,父母は韓国籍のままです。
このたび,父が亡くなりました。
父の相続について,日本の法律が適用されるのでしょうか。それとも,韓国の法律が適用されるのでしょうか。

 
日本の法律は適用されず,韓国の法律が適用されます。
 
相続について,どこの法律が適用されるかというと,亡くなった方(被相続人)の本国の法律になります。
 
お父様は韓国人ですので,韓国の法律が適用されることになります。
 
 

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