依頼者:二男(50代)
相手方:長女(50代)長男(50代)
事案内容(相談までの背景)
母は死亡する5年ほど前から、認知症を発症し、自己の財産を管理することができない状態になっていました。
母が亡くなったので、二男が遺産分割のために遺産の調査をしたところ、母名義の口座から不審な出金が多々あることが判明し、相手方が母の預貯金を無断で引出していたのではないかとの疑いを持ち、ご相談にいらっしゃいました。
母は死亡する5年ほど前から、認知症を発症し、自己の財産を管理することができない状態になっていました。
母が亡くなったので、二男が遺産分割のために遺産の調査をしたところ、母名義の口座から不審な出金が多々あることが判明し、相手方が母の預貯金を無断で引出していたのではないかとの疑いを持ち、ご相談にいらっしゃいました。
問題点
二男が取得した母の口座履歴には、確かに出金の記録はあるものの、それ以上のことは分かりません。
そこで、当該出金は、誰が、どこでしたものか、という点を調査する必要がありました。
解決内容
不審な出金履歴につき、金融機関に問い合わせて調査したところ、そのほとんどが、母の自宅から遠く離れた長女の自宅近くのATMで出金されていることが分かりました。
当方がそれを指摘したところ、相手方は大幅に譲歩して、調停を成立させることができました。