依頼者:被相続人の長女(40代)
相手方:被相続人の長男(30代)
事案内容(相談までの背景)
被相続人は、同族会社(非上場)の株式、預貯金、不動産などを遺産として持っておりましたが、遺産の大半を同族会社の株式が占めておりました。
同族会社については、相手方が実権を握っていたため、依頼者が株式を取得しても実質的には無価値でした。
というのも、当該会社では配当がなかったため、株式を持っていても何か金銭を得られるわけではありませんでした。
被相続人は、同族会社(非上場)の株式、預貯金、不動産などを遺産として持っておりましたが、遺産の大半を同族会社の株式が占めておりました。
同族会社については、相手方が実権を握っていたため、依頼者が株式を取得しても実質的には無価値でした。
というのも、当該会社では配当がなかったため、株式を持っていても何か金銭を得られるわけではありませんでした。
そこで、同族会社の株式を相手方に取得させて、預金や不動産などの遺産をできる限り多く取得したいということで相談に来られました。
問題点
同族会社の株式をどのようにして相手方に取得させるかが問題でした。
解決内容
遺産分割調停の中で、何度も話し合いを続けた結果、最終的には相手方に同族会社の株式を取得させることができました。
また、不動産については相手方が取得することになりましたが、相手方は依頼者に対し、同族会社の株式と不動産の取得に伴う代償金として多額の金銭を支払うことになりました。
結果的に依頼者は、預金と現金を遺産分割で取得することができました。
解決のポイント(所感)遺産分割調停はかなり難航しましたが、諦めずに主張を続けた結果、同族会社の株式を相手方に取得させることができました。
文献や裁判例を提出するなどして、説得力のある主張を行ったことが、良い結果に繋がったのではないかと考えております。
また、非上場株式の評価額についても争いになりましたが、こちらについても文献や裁判例を提出して説得力のある主張を行った結果、当方が主張する金額で評価をしてもらえることになりました。
遺産の中に非上場株式がある場合、相続人間で揉めるケースが結構あります。
いずれにしましても、遺産分割では専門的な知識が必要になるケースが散見されますので、揉めているケースでは、ぜひ一度弁護士に相談することをお勧めします。
