依頼者:被相続人の姪(60代)
相手方:被相続人の兄弟姉妹(70代)

事案内容(相談までの背景)
長年被相続人名義の土地であったが、実際には被相続人ではなく依頼者や依頼者の両親が土地を長年占有していました。
依頼者は、てっきり両親が名義変更をしているものだと考えていたところ、実際にはなされておらず、両親が亡くなってから名義が変わっていないことを知りました。
被相続人の相続人は依頼者とは疎遠であり、全く交流がないことから、どのように対応すれば良いか分からず、当事務所に相談に来られました。

 
問題点
被相続人名義の登記をどのような法的根拠で依頼者に移転させるかが当初問題になりました。
売買契約という構成も考えられましたが、時効取得の方が依頼者にとってメリットがあることがわかりましたので、時効取得を選択することにしました。

 
解決内容
当初は各相続人に書面を送付して、任意の協力を求めましたが、全員からの協力を得ることができなかったため、訴訟提起を行うことになりました。
訴訟では、幸いすぐに解決することができました。

 

bengosi解決のポイント(所感)
どのような法的構成で進めていくべきかじっくり検討して決めたことがより良い解決に繋がったと考えております。
本件のように疎遠になっている相続人が相手方の場合には、ご自身で対応してもなかなか上手くいかないケースが多いと思いますので、弁護士に依頼して粛々と手続を進めていく方が良い場合もあるかと存じます。
多数の相続人がいるケース、疎遠な相続人がいるケースの場合は、まずは弁護士に相談に行くことをおすすめします。